• 初めての方~級位者を専門に指導しています🎵

    2018年7月。

    いつも行っている囲碁同好会での出来事。

    「トミーさん、先週の18時ぐらいに女の子を連れたお母さんが来て、『子供に囲碁を教えたりしていますか?』と、聞かれたよ。だから、来てくれたら教えますよって返事をしたから、来週、トミーさんの子供と一緒に来て欲しい。他にも子供がおった方が慣れるのが早いやろうし、囲碁を続けてくれる可能性も上がるやろ。」

    って言われました。

    囲碁教室を開くのが夢である私にとって他人の子供に囲碁を教えるという願ってもないチャンスがいきなりくるとは(>_<)

    朝から晩まで「どうやったら、息子が今よりも楽しく囲碁を続けてくれるのだろうか?」と考えていたから、神様がレベルアップの場を与えてくれたのでしょうか?(^o^)

    「ぜひ、息子を連れて行きます。他にも囲碁に興味がある人を探して連れて来ます。他に同世代の子供たちがおったほうが、絶対に続くと思います。私、子供に囲碁を教える用の道具も持っていますし、毎日、息子に囲碁を教えていますので、そのやり方で教えようかと思います。」
    と、私が教える前提で二つ返事でOKしちゃいました(笑)

    いつも、おじいちゃん達ばかりで囲碁を打っている同好会。子供が来るのは私の息子を除いて初になります!!

    楽しみですねー\(^o^)/

    でも、なぜここを知ったのだろう?マイナーなはず(笑)
    今度、知った理由を聞いてみよう♪

    DIYした碁盤やペットボトルのキャップ碁石が活躍する日がこんなに早く来るとは(>_<)

    囲碁教室7月⑫の写真

     

    そして、当日の17時・・・

     

    私は息子(6歳)と妻を連れ、知り合いの方はファミリー(6歳の息子と1歳の娘と旦那さん)で来られ、対象の親子が来られました。
    女の子ではなく、男の子を連れて来られました。
    どうやら、囲碁を習うのは息子さん(4歳)で、娘さん(小3)が硬筆に行っている間(17時~18時ぐらい?)、時間があるので何かを習わしたかったそうです。

    息子には1人で囲碁ドリル(私が作ったお手製のですが(笑))をしてもらって、、、
    早速、知り合いのA君(6歳)と対象のB君(4歳)と囲碁をすることに。

    まずは、囲碁の効用を説明。賢くなるんだよーって(^o^)
    そして、ルール説明。A君はすんなり理解してくれました。なので、4路盤でお父さんと石取りゲームや囲碁をしてもらいました。

    B君の方は・・・

    囲碁教室7月①の写真

    B君「うん!」

    お手本を見せてからさすと・・・

    囲碁教室7月⑤の写真

    私「口に入れちゃダメー!!(^▽^;)」

    本当に素直な子です(^o^)

    私「線と線が交わったところにクマさんを置いて、お菓子を取り上げるんだよ。」とお手本を見せました。

    B君「うん!」

    囲碁教室7月②の写真

    惜しい!

    もう少し下の線と線がくっついている所にこうやって置くと、お菓子が取れてB君の物になるからね。

    と、やって見せてからB君にもう一度置いてもらいました。

    「よく出来ました!」と誉め・・・

    次は、

    囲碁教室7月③の写真

    B君「うん!」

    お手本を見せてから・・・

    囲碁教室7月④の写真

    惜しい!

    ってか、もう正解にしちゃっても良いのではなかろうか・・・(笑)
    もう少し下の線と線がくっついている所にこうやって置くとお菓子が取れてB君の物になるからね。
    と、やって見せてからB君にもう一度置いてもらいました。
    「よく出来ました!!」と誉め・・・

    次も

    お手本を見せてからさせてみると・・・

    囲碁教室7月⑥の写真

    惜しい!!!

    ってか、「囲ったら相手の石が取れる」という概念は理解できているんでしょうね。だって、それなりの所に石を置いているわけだし(^▽^;)

    もう少し右の線と線がくっついている所にこうやって置くとお菓子が取れてB君の物になるからね。
    と、やって見せてからB君にもう一度置いてもらいました。
    「よく出来ました!!!」と誉め・・・

    一通り対局までいきたかった私・・・。
    このまま、「石を取る」というルール説明で終わっても良いのだけれども・・・実際に対局をしていくと置く場所などは自然と出来てくるのかなぁと思い、とりあえず、実際に私と対局へ進んで見ました。

    囲碁教室7月⑦の写真

    もっと綺麗にフェルトを切らないといけないですねー(~_~;)

    B君は仮面ライダービルドで赤色ビルドがいるそうで、赤色が好きだということで、赤色がB君(^▽^)

    交点に置けていない時はその都度、
    「B君、こっちかな?」
    と、修正して打ち進めていきました。

    囲碁教室7月⑧の写真

    私の石が押し出されました(笑)

    囲碁教室7月⑨の写真

    その都度、修正をしながら、B君の圧勝で終わりました(^o^)

    「B君の勝ちだよ!やったねー♪」

    と、B君とハイタッチ♫♪

    その後はB君の集中力が続かず部屋を走り回るようになったので、子供達みんなで遊ぶことに(笑)

    B君のお母さんが、「お迎えがありますし、もうダメそうなのでそろそろ帰ります。」と。

    ・・・えっ?

    時計を見てみると・・・

    なんと、18時過ぎ!!知らぬ間に1時間も経ってる!!
    まだ、15分ぐらいしか経ってないような感覚でしたので大変驚きました(笑)(笑)
    よほど熱が入ってたんでしょうね(笑)

    お母さんが「全然、集中力がなくて覚えも悪くてすみません。」と言われましたので、

    「4歳の子はそれが普通です。寧ろ、集中出来てた方ですよ。20分ぐらいが限界なので、短時間でこまめにするのが良いんです。子供は覚えも早いけど忘れるのも早いですから。
    4歳はまだ、右脳が発達している段階です。論理的に判断する左脳が発達してくるのは7歳ぐらいからなので、『覚えが悪い』のではなく、そもそもが理解できていないのであって、それが4歳にとっては普通なんです。『線と線が交わった所に石を置いていき、相手の石を囲むと取れる』という『どうやったら石が取れるのか』と考える動作は左脳なので理解できなくて普通です。問題ありません。なので、お手本を見せて『絵・形』として覚えていけるよう根気よくやっていきましょう(^o^)」

    と、説明し解散しました。

    家に帰って、1人反省会(笑)

    できるだけ考えさせない、感覚的に覚えていけるようにと、お手本を見せてからやってもらったが、上手くいかなかった(^_^;)

    『線と線が交わった所に石を置く』

    これが課題になるとは・・・
    大変勉強になりました。ありがとうございます ( ..)φメモメモ

    早速、改善しましょう♪

    囲碁教室7月⑩の写真

    囲碁教室7月⑪の写真

    交点にシールを貼ってみました。
    これで『視覚』という『感覚』を使うので右脳に訴えることができるかな??

    次、教えるのが楽しみです(>_<)

     

    いやぁ、本当にあっという間でした。
    めっちゃ楽しかったです\(^o^)/
    私は本当に囲碁が好きなんだなぁと再認識しました。
    好きだから、『どうやったらもっと良くなるのか?』と考えるのが楽しいし、モチベーションが高いまま早くとりかかる事ができます。

    人生においての幸せとは・・・

    好きなことを好きなだけやれる

    ではないでしょうか。
    早く、朝から晩まで囲碁囲碁囲碁の状態になりたいものです(笑)