• 初めての方~級位者を専門に指導しています🎵

    囲碁を難しいと思っている方は多いと思います。

     

    そんなことないんですよ( ̄▽ ̄)

     

    たった5つのルールを覚えるだけで囲碁は打てます。

    1.一手ずつ交互に打つ
    2.最後に陣地の多い方が勝ち
    3.相手の石を、囲めば取れる
    4.打ってはいけない場所がある
    5.「コウ」のルールがある

    これだけです(>_<)

    簡単でしょ!!( ̄▽ ̄)

    では、順番に見ていきましょう!

    1.一手ずつ交互に打つ
    囲碁ルール1の写真

    囲碁は黒から打ち始めます。

    囲碁ルール2の写真

    そして、一手ずつ交互に打ちます。
    囲碁ルール3の写真

    石を打つ場所は、線と線が交わっている交点。
    囲碁ルール4の写真
    写真の碁盤(6路盤)は縦6本、横6本ずつ線があるので、石を打てる場所は6×6=36で36ヵ所あります。

    2.最後に陣地の多い方が勝ち
    囲碁は陣取りゲームです。
    写真の6路盤なら、36ヵ所の空き地を囲い合い、たくさん囲った方が勝ちです。
    囲碁ルール5の写真
    写真は陣地を囲い終えて、囲碁が終わった場面です。
    黒の陣地は「肉球スタンプ」のところを数え、12目(陣地の単位は「目{もく}」です。1目、2目、3目と数えます)。
    白の陣地は「お花スタンプ」のところを数え、12目。
    ということは、写真のように囲碁が終われば「引き分け」という結果になりますね。
    ※実際は「引き分けは白勝ち」や「6目半のコミ出し」など引き分けにならないようなシステムになっていますが、最初は知らなくても大丈夫です。囲碁は打てますから(^-^)

    3.相手の石を、囲めば取れる
    囲碁ルール6の写真

    写真のように、白石の縦と横の隣の点をすべて黒石でふさぐと、黒は白石を取ることができます。
    取った石は碁盤の上から取り上げて碁笥(碁石を入れる器)のふたに入れ、最後に陣地を数えるときまで、大切にとっておきます。
    そして、囲碁が終わって陣地を数えるときに取った石を相手の陣地におきます(相手の陣地を減らすことができるということですね(>_<))。
    ちなみに「ナナメ」のところには黒石を打たなくても白石を取ることができます(写真の「肉球スタンプ」のところですね(>_<))。
    囲碁ルール7の写真

    相手の石は1つだけでなく、まとめて取ることも出来ます。
    写真は4子まとめて取っていますね(「子{し}」は石を数えるときの単位)。
    まとめて取る時も、「ナナメ」のところ(写真の「肉球スタンプ」のところ)には黒石を打たなくても白石を取ることができます。

    4.打ってはいけない場所がある
    囲碁ルール8の写真

    写真の「A」の場所に白石が打つとどうなるでしょうか?

     

    縦も横もすでに黒石があるため、黒は何もしなくても白石を取ることができます。
    白は白石を打った瞬間、黒に白石を取られてしまい、さらに、黒の打つ順番になってしまう(´;ω;`)ということです。

    損しかしません(´;ω;`)

    なので、そういうすでに囲まれている場所には、打ってはいけないよ。というルールになっています。
    ※最初は分からずに打ってしまうこともあります。そういう時は「そこは打てないよ」と教えてあげて、打ちなおしてもらいましょう。
    ※お互いに初めてで、両者ともそれに気付かずに囲碁を進めていってしまう場合もあります。そんな時は気付いた時に「この石、取れてるね♪」とでも言って、取っちゃいましょう(^-^) それで囲碁は打てますから(>_<)
    そして、何局か打つと自然に分かるようになります。

    おっと、打ってはいけない場所には例外があります。
    囲碁ルール9の写真

    白が白1と打ちました。縦横と黒石に囲まれているので一見すると、打ってはいけない場所のように見えます。
    しかし、よくよくよく見ると、白石が「肉球スタンプ」黒石の2子を囲んでおり、白1と打てば「肉球スタンプ」黒石を取ることができます。
    このように、相手の石を取れるときは、白1と打つことができます( ̄▽ ̄)

    5.「コウ」のルールがある
    囲碁ルール10の写真

    白が「A」に白石を打つと「肉球スタンプ」黒石を取ることができます。なので、取りましょう!
    囲碁ルール11の写真

    写真のようになりました。
    今度は黒が「B」に黒石を打つと「肉球スタンプ」白石を取ることができます。よし、取ろう!
    囲碁ルール10の写真

    最初の写真に戻りましたね。
    次は白の番。よし「肉球スタンプ」黒石を取ろう!!!
    囲碁ルール11の写真

    ・・・・・・囲碁が進みませぬ(´;ω;`)

    この形を「コウ」といいます。
    囲碁が終わらないと困りますので、「コウ」になったら、取られた直後に取り返してはいけません。
    これが、「コウ」のルールです。

    囲碁ルール10の写真

    「コウ」の形だ!!
    白が「A」に打ち、黒石を取る!!

    囲碁ルール11の写真

    黒は取られた直後に取り返すことはできませんので、

    囲碁ルール12の写真

    黒1といったん別の場所に打ちます。

    囲碁ルール13の写真

    そして、白も別の場所に打ってくれれば、

    囲碁ルール14の写真

    黒3と打ち、白石を取り返すことができます。

    ※最初は分からずに取られた直後に取り返すこともあると思います。そんな時は「ルール違反だ!反則負けだ!!」と目くじらをたてず、やさしい声で「いったん他に打ってね」と伝え、打ち直してもらうのも良いですし、そのまま囲碁を進めていっても大丈夫です。囲碁は打てますから(^-^)

    以上、囲碁のルールでした(#^^#)

    これで、皆さん囲碁が打てますよ!!

    最初は、紙にボールペンで縦4本・横4本ずつ線を引いて4路盤の碁盤を作りましょう。計8本の線を引くだけなのですぐにできますね( ̄▽ ̄)
    そして、碁石を持っていない方もおられると思います。そんな時はペットボトルのふたを碁石替わりにしていただいて十分です(*^^)v 8個+8個=16個 ふたを集めると4路盤で囲碁が打てます。
    こちらもすぐに集まると思います( ̄▽ ̄)
    碁盤ができて、ペットボトルのふたが集まったら・・・

    レッツ囲碁!!

    4路盤だと速攻で終わりますので、20分~30分もあれば何局も打つことができると思います。
    そして、何局も打てば囲碁のルールが自然と身についていることだと思います(*^^)v

    その頃にはもしかしたら、「囲碁って面白い!」ってなってるかもしれませんね(>_<)